【思春期のママはつらいよ300字日記vol.40】弓をひくあなたの手に喜びあれ

最後の家族旅行かな?デンマークの首都・コペンハーゲンの一角にある自治区「クリスチャニア」を訪れました

高1になる息子は、来年1年間留学することになりました。

自分でできることはひとりですすめて、諸々の試験をパスし、語学塾も私が席に着いたら見積書が出てくる段取り。正直、とても驚きました。

夫も私も自由業なので見通しが立たず、「可能な範囲しか援助できない」と、高校でのイギリス留学は諦めてからの急展開。

夏には留学団体主催の3泊4日のオリエンテーション合宿を終え、ひとまわり大きくなって帰ってきました。

一方私は、親へのオリエンテーション「ホストファミリーと家族になる」という内容や、「留学がうまくいくほど、日本に帰国しなくなる」という事実を聞き、想定外の喪失感におそわれました。

喪失感について、お茶のお稽古仲間の80代の素敵な女性に相談しました。

すると

「母親としてはクソ」

と、華やかな笑顔で言われました。

聞き間違いかと思いましたが、

「すぐに外国に行けるのに、出たがらない昨今の若者の風潮の中で素晴らしいことじゃない。あなたが背中をおしてあげなくてどうするの?」と。

・・・そうです、頭ではわかっているけど心が追いつかない。

私なりに留学団体の主催するイベントに参加してみたり、モンテッソーリ教育の勉強も忙しいし大丈夫と言い聞かせてみたり、お子さんが留学された友人に寂しさの乗り越え方をうかがったり、お勉強(?)してます。

そんな時、かかりつけ医に書類作成をお願いするために、久々に開いた母子手帳に貼られていた詩にハッとしました。母子手帳には一部引用されていました。

「あなたの子どもは、あなたの子どもではない。

彼らは、人生の希望そのものの息子であり、娘である。

彼らは、あなたを通じてくるが、あなたからくるのではない。

彼らは、あなたとともにいるが、あなたには属さない。

あなたは、彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。

何とならば、彼らは、彼ら自身の考えを持っているからだ。

あなたは、彼らのからだを家に入れてもいいが、彼らの心を、あなたの家に入れてはいけない。

何故なら、彼らの心は、あなたが夢のなかでさえ、たずねてみることのできないあしたの家に住んでいるからだ。

あなたは、彼らのようになろうとしてもいいが、彼らを、あなたのようにしようとしてはいけない。

何故なら、人生は、あともどりもしなければ、昨日とともに、ためらいもしないからだ。」

カール・ギブラン

原文は下記。

On Children

And a woman who held a babe against her bosom said, Speak to us of Children.

     And he said:
     Your children are not your children.
     They are the sons and daughters of Life’s longing for itself.
     They come through you but not from you,
     And though they are with you yet they belong not to you.

     You may give them your love but not your thoughts,
     For they have their own thoughts.
     You may house their bodies but not their souls,
     For their souls dwell in the house of tomorrow, which you cannot visit, not even in your dreams.
     You may strive to be like them, but seek not to make them like you.
     For life goes not backward nor tarries with yesterday.
     You are the bows from which your children as living arrows are sent forth.
     The archer sees the mark upon the path of the infinite, and He bends you with His might that His arrows may go swift and far.
     Let your bending in the archer’s hand be for gladness;
     For even as He loves the arrow that flies, so He loves also the bow that is stable.

_詩集「The Prophet」内「子どもについて」より  Kahlil Gibran  著 

思春期の親には、一番大事な部分は最後の2文かも。

モンテッソーリ教育と出会った時に衝撃を受けた時も、この詩集を図書館で読んだことを思い出しました。
弓かー。。。

パフェ

今年の私の誕生日は、わがまま言ってパフェに付き合ってもらいました。

*詩の引用以外 300字×2

 

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