徹夜して下拵えしたちらし寿司、桃の枝の重さに耐えかねた花瓶が倒れて水浸し。
翌年、見栄良し&味ナシ寿司が完成し、義母・両親を含む皆が無言で平らげた。
「薄味にしたいなら、濃いめに具を作ろう!」と、レシピに書き込むも、めでたく義母さん担当料理となった。
「立派なハマグリでないと、立派な結婚ができない」と。幼い子等を泣かせながら魚屋を廻り、美味しくできたお吸い物。でも「一人だけおかわりできる」量しか上手に作れないんです。
そもそも立派な結婚ってなんですか?
桜餅食べる頃には全てを忘れ、1年後に書き込みを見て思い出すこと12回。「今年はパーティーやらない」と思っている。前の日に急遽思い立ってしまった場合以外は。