デジタル音楽の世界に夢中な中一娘。
好きなアーティストのライブに向けて、青い付け毛の編み込みの練習に余念がない。
SNS界のスター達は、ネット配信時はマスクをしている。それがライブでは顔を見られるそうだ。幕張メッセ2日、埼玉スーパーアリーナ3日、チケットは人気すぎて抽選って、すごい好景気だ!
ライブの席を、いい席と交換してくれないかツィッターで見知らぬ人と必死にやりとり。
「友達の友達の友達までは、チケットのやりとりもOK」なの⁉︎うちはダメよ!
でも、実際の場合はどうやるの?
「スマチケで分配してもらって、会場内でお金を払うに決まってるじゃん。」ふむ。初対面で変な人だったらどうするの?と聞くと、「ファンに悪い人はいない。」と言う…会場内なら警備もいるし、ダ○屋より安全かつ良心的なのかもしれない。
始発でグッズを買う列に並ぶと言う。前日急に「夕飯17時半にして。19時には寝るから」、100歩譲ってヨシとしよう。グッズの中でもお目当のパーカーは、ライブ会場近くのホテルに宿泊してるネ友(!)に立て替え・購入してもらう約束になっているとか。知らない人にお金借りるなんて!音楽でお金がもらえない分、ファンはグッズを買い支えるのだとかなんとか、そうなのか。思い当たる節もある。
親としては、SNSリテラシーとネットの利便性のバランスの善悪の判断基準が、未だ分からない。
今は、逐一報告してもらえるだけヨシとしよう。
*300字×2 set