先日、レムノスの本社のある富山県高岡市の名門幼稚園・「かたかご幼稚園」のfunpunclockの贈呈式にお招きいただきました。
かたかご幼稚園のお子さん達は、式典ではきちんと静かに話しを聞いたり、詞もメロディーも難しい歌をとても美しい声で一生懸命歌ったりできる、しっかりとした教育をされていました。式典が終わると、いつもは自由な雰囲気で過ごしている様子がみてとれ微笑ましかったです。
廊下の絵の展示(墨と水彩)も、のびのびとした筆遣いが印象的でした。野田園長先生も、「うちの子達は、感じたままに描くのでとてもユニークな作品が見られますでしょう?」と、お話ししてくださいました。
子どもの施設は、機会があればなるべく拝見させてもらえるようにしているのですが、「こども園」に入ったのは初めての体験でした。こども園というのは、皆さんもご存知かと思いますが、保育園と幼稚園の両方の機能を持った施設です。
*かたかご幼稚園は、富山県認定子ども園です。
太田副園長先生のご案内で、園内を見せていただきました。
funpunclockは、お教室の間に設けられた「アルコーブ」に飾っていただけるとのことです。小学校に行く前に、時計に親しんでいただければ幸いです!!!
*サイズはLでした。
ところで、「かたかご」って何かご存知ですか?
うつむきかげんにひっそりと咲く可憐な花の名前、「かたくり」のことだそうです。
日本史で習った日本最古の歌集「万葉集」の中で、代表的歌人である大伴家持が詠った唄に出てきます。*万葉集について、わかりやすいページはコチラがおすすめ。
もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ
寺井の上の かたかごの花
大友家持 巻十九 4143
高岡は、万葉ゆかりの地として現在でも学校の卒業式や各式典で唄を詠むことから始まると地元の方に聞きました。
子ども達が丸覚えした唄の意味が分かる頃、伝えたいことを美しい言葉で伝えていく。
そういう時を超えた想いが込められていることが、とても素敵に感じました。
かたかご幼稚園の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。
北の本新聞さんに掲載された時の様子は、レムノスさんhpのコチラからご覧いただけます。