モンテッソーリ教育って皆さんご存知ですか?
「飢えている人に魚をあげるか、魚のつり方を教えてあげるか。
その後者の考えがモンテッソーリ教育です。」
という答え方が私は好きで、よく使います。
最近話題になった記事に、
「GoogleやAmazon、Facebook創設者も−成功者が皆受けた『集中力』教育プログラム」
「GoogleやAmazon,成功者を輩出する『モンテッソーリ教育』の現場を見て来た。」
としてモンテッソーリ教育を紹介したものが話題となりました。
子供達は瑞々しい感想を、政治や環境問題にまで昨日のテレビの話題と同じレベルで口にします。
「子どもは大人が思っている以上に知的好奇心が旺盛です。『これは何?』『どうして?』と熱心に質問を繰り返す姿は、自分の力でこの世界について知ろうと 学ぶ、自己教育力(自分を育てる力)のあらわれといえます。少し工夫して、子どもが自分で分かるような環境を整えてあげれば、子どもは自ら環境に関わり、 知性を生き生きと働かせ主体的に行動するようになります。大人の役割は知識を教え込むことではなく、子どもが自分で学んだり、考えたりすることのできる環 境を整えることにあります。」日本モンテッソーリ教育綜合研究所 主任研究員 櫻井美砂
我が家の子どもたち(11才の息子、9才の娘)も
モンテッソーリ教育綜合研究所付属「子どもの家」で育ててきました。
将来エリートになるかどうかは疑問ですが(小声)今もそこで得た視点を心がけています。
過去に、私が書いたブログもございますのでもしよろしければご覧下さいませ。
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昨年11月〈fun pun clock〉の開発にご協力頂いた
モンテッソーリ綜合研究所付属「子どもの家」の園児の皆さんに、時計を寄贈させていただいてきました。
開発段階で試作が出来るたびに幼稚園にお願いして、1〜2週間ほど壁にかけてもらっては、
ご協力頂いた櫻井美砂先生に、子ども達の感想や日々の反応を聞かせてもらいました。
子供達には、大人は気がつかないようなポイントを沢山教えてもらいました。
一番驚いたのは年中さん(4才〜5才)の意見。
「時計の読めない子には読みやすいかもね。」
=読めるようになった僕には不要だけど♪
素直な感想に、子どもらしい誇らしさも加わっているあたりがキュンとする訳です。
子供達や櫻井先生の素直な感想を「伝えたい」という姿勢は、
初めての「時計のデザイン」の細かな微調整に戸惑う私にとって非常に大きな支えでした。
関係者の皆様、保護者の皆様もこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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台北(台湾)北京(中国)ソウル(韓国)モスクワ(ロシア)に続き、
2014年には東京でモンテッソーリ・アジア大会が開催されました。
想定外にプレゼンテーションすることになり、中学生レベルの英語でご挨拶させて頂きました。
「失敗をおそれないこと」
「伝えたい事を自分の言葉で伝えようとすること、その事自体が素晴らしいこと」
時計の開発を通して、子ども達に教わったので堂々と!!!w