こんにちは。
子どもがのびのび伸びて大人も楽しく暮らせるモンテインテリア5回目になります。
前回4回目まではVUCA時代に必要な子どもの能力,子どもの空間認識の特徴,それをふまえた出産前に整えたい赤ちゃんのための4つのゾーニングの話をしました。
「出産前には間に合わなかった!」
そんな親御さんたちもどうぞご安心ください。
お子さんを育てるにあたって子どもの目線の高さでどんな風に世界が見えるのかを知る簡単な方法を今日はお話しします。
用意するのはスマホのみ
赤ちゃんが見ている世界を疑似体験してみましょう!
首がすわっていない赤ちゃんがいる⇒寝転がって見える景色を撮影してください
うつ伏せができるようになった赤ちゃんがいる⇒腹ばいの姿勢で見える景色を撮影してください
おすわりができるように赤ちゃんがいる⇒あぐらをかいてお腹あたりの高さで見える景色を撮影してください。
はいはいができる赤ちゃんがいる⇒肘をついた四つん這いの姿勢で家中を撮影してください
つかまり立ちができる赤ちゃんがいる⇒膝立ちになって胸あたりの高さで家中を撮影してください
歩けるようになった幼児がいる⇒その子の目線の高さで家中を撮影してください。
赤ちゃんをお世話する人、みんなで見てみましょう!
どんな景色が見えましたか?
何か面白そうなものはありましたか?
何か手に取りたくなりそうなものはありましたか?
何かつかまれそうなところはありましたか?
その景色が赤ちゃんやお子さんが見ている景色です。
とても簡単なことですが案外気がつかないことって沢山あります。
寝転がったときに白い天井だけが見えていたらどうでしょう?
風で動くモビールが見えたらうれしいですよね!
手や足を持ち上げたらもちあげたら柔らかな自分の小さな手でもつかめるものがあって音がなったらうれしいですよね!
自分の手を一生懸命伸ばしたら届きそうなところに面白い動きをするものがあったらそこにイキタイと思いますよね
座れるようになって今までよりもいろんな景色が見えるようになって自由になった両手を振ったら、なにかにあたって 音がなったり、動いたりしたらワクワクしますよね。歯もむずがゆくなり、いろいろ口にれて噛みたい時期でもあります。
座ったり四つん這いになったりお尻を上げ下げしていたらたまたま前に進んだり後ろに下がったりすることができて動けた!ゆっくり動いてくれるボールがあれば追いかけたいですよね。目が合う高さに顔のある起き上がり小法師もおすすめです。
ソファーや低めのテーブルにつかまって立ち上がってみたら今までよりもずっと遠くまで見えるようになった!面白そうなものが見える!何とかしてそこまで行きたくなりますよね
立ち上がって動こうと思ったら尻餅をついたり、前にてをついてみたり、なんかなんだかんだ試行錯誤しているいたらいっぽ踏み出せた動ける しかもみんなが喜んでくれる 面白そうなもののところへ自分で行ける 自分のスピードでどんどん歩きたい!分厚い絵本なら一人でもめくることができます。
安全を確保した上で、赤ちゃんの知的好奇心をどうぞ満たしてあげてください
初めて親になるとき赤ちゃんを守るための危険なもの安全対策についての情報はたくさん出ています
消費者庁が出しているヒヤリハット一覧表 などを見て必要な安全対策はどんどん取りましょう。
赤ちゃんの知的好奇心を刺激してあげられるのは一緒に暮らしているあなたです
できた!とどいた!動いた!音がなった!動けた!見えた!
そういう赤ちゃんの一つ一つの発見すべてが、みんなの喜びでありますよう!
インテリアにできることは沢山あります。
ではまた来週の水曜日に!