自由な校風の大学付属男子校に入った息子の初授業参観日。
時間割的に数Iの授業が面白い、と言うので覗いてみる。
…っていうか、息子。最前列で革ジャン、股を開いて座り携帯をいじっているではないか。
「お前どうした、顔?」やおら、一人の生徒に聞く先生。「あいつに書かれた」と指差した相手も落書きだらけ。ニヤリと笑い、注意することなく授業が始まる。難しいことを簡単に話し、具体的な例を抽象化して式に置き換えていく。ワクワク解きながら理解が深まる素晴らしい内容。
詰襟買ったのに、ほぼ全員私服。例外は、制服&丸坊主の野球部、制服ズボン&私服のアメフト部、上下ジャージのテニス部。的確な発言する子は、マイ座布団を背もたれにロッキングチェア状態。数学授業中に、英語の詩を書いてる子。論理の例文で「満点のご褒美に欲しいものは」と先生が問いかけると「女!」と即答する輩もん 。休み時間に「まじロッカーあかねー!」と頭を抱え込む子、音楽聴き始める子(息子含)、アイス食べてる子も!(グランド横にアイス自販あり)聞けば、担任の先生は現役文学研究者で、学校に来るのは週2だけ(!)3年間クラス替えしないそう。
それでいて「進級に関しては厳しいです。オール4以上でないと上がれません。中学でオール5だったような子ばかりがいる環境です、自由に流されて油断しないように。7月の保護者会では成績悪い子の親御さんは居残り面談です」とのこと…自己責任ね!りょ。
つづく *300字×2セット