自分なりに、いくつかルールがある。この週末それを破って同窓会に出かけてみた。
中高一貫の女子校といえば、「華やかな世界」というのは色眼鏡。実際は男子の目もなく、「多様性が当然」だった集団。その後、普通社会で七転八倒して、年を重ねた分だけ皆それなりに様々な経験をしていた。
これで話が盛り上がらないはずもなく、出かける前には、「40代、同窓会で仕事ネタはNG」とか色々調べた挙げ句、それでも聞きたい「どこで家具買うの?」的な質問を5つメモしていく。にも関わらず、結局そんなことは口にもしなかった。
お互い何者でもなかった頃を知っている女子校の同窓会は、群れる女の中でも最強かもしれない。それも、たまにはいい。