fun pun clock with color! が2015年5月11日にレムノスさんより発売します♪
商品について、詳しくはレムノスさんHPより→コチラ
レムノスさんでも「公式の」開発秘話を書く予定ですが、
公式では「まるで1人のデザイナーが作った時計」のように見えるけど、
全然違うってところにフォーカスして、何回かに分けてブログを書きたいと思います。
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fun pun clockのデザイン、よく「色鉛筆のカタチの針がかわいい♡」って言って頂けるんです。
嬉しいです、ありがとうございます。
でも、初めて言われた時「どこどこ?どこに色鉛筆があるの?」と探してしまいました。
…というのも、自分ではエンピツ型の針を作った意識は全くなかったので(小声)
●エンピツ?どこにあるの?●
時を指す針が「色鉛筆」のカタチに見えますよね♪
…でも、結構長い間「そういう子供じみた事はしない主義です」的に片意地を張っていました。
幼児の皆さんは可愛い顔して厳しいんだぞー(魂の叫び)
●針のカタチは機能優先した結果●
最初は、針に色はなくて「矢印」のカタチをしていました。
…下手すぎて公開していいのかな?ってスケッチでお目汚しします♪
10進法と60進法の関係を繋ぐ「針のカタチ」を初期はずっとスタディーしてます。
針はモノクロで60進法の数詞を囲む「透明」素材で考えていました。
色使いが60進法と矛盾してると気がつかされて、文字盤に色をモノクロにします。
*コレについて、詳しくは開発秘話①「色」をご覧下さい。
その際に、視線が行くように針先に色をつけてみました。試作の出来るたびに、幼稚園に持って行っては1週間ほど飾らせていただきました。
針の素材や、見え方、動き方、文字盤の数詞の関係性等々
…色々とあって、針のカタチをスタディーしてるうちに変化していきました。
打ち合わせの時にレムノスT社長と友人が「この鉛筆がかわいいですよね!」との会話を聞き、
私「え?どこどこにエンピツあるの?」
友人H氏「ほら、これ鉛筆でしょ」
私「ほんとだー!」
T社長「鉛筆と万年筆かと思ってましたよ」
私「えー、万年筆?どこどこ?」
●エンピツ型だ、と受け入れるきっかけになったロゴデザイン●
ロゴデザインは、売れっ子グラフィックデザイナーで
目下ご自身も子育て中のデザイン事務所 Vol.・濱中さんにオーダーしました
①文字は小文字。時計の文字盤に使用しているフォントでお願いしたい。
②fun(5.15.25.35.45.55分)を繋いだ時に六角形になることから
(反対のpun=10.20.30.40.50分も同じく六角形になる)
六角形の形をどこかに入れて欲しい。
③子どもが小さなうちの一日のピークは「寝かしつけ」。
21時に寝てほしかったら、30分前からの段取りが命。
だから「20時30分」の時刻の要素を入れてほしい。
*ロゴをデザインしてくれた、デザイン事務所 Vol.さんのブログに、詳しい解説もあります。
提案してくださったロゴと説明。
fun pun clockの部分をGillsansのライトイタリックにし、文字に遊びを持たせました。
「o」を六角形にし、8:30の表示もこの中にまとめました。「k」の一部を長針に見立て、実物と同じ鉛筆の形にしました。
ポイントになる部分のみカラーにして分かりやすく。
Vol.さんも「鉛筆」って言ってる!!!
とどめに、レムノスK氏にまで
「理論的なだけでなく、鉛筆型の針がキャッチーですよね」と言われる。
…ふーーーん
じゃ、鉛筆で♪
「この鉛筆型の針がポイント!」
とかIDEEのワークショップの頃には言ってました(小声)
このワークショップで使う時計を探して廻って、
結局なかったので、
レムノスさんに作らせてもらったんです。
いつも応援ありがとうございます♡