成人の皆様、保護者の皆様、おめでとうございます!
当の本人達はそれほどでもないことも多く、照れからかめんどくさい態度をとられる親御さんの方が多いとは思うのですが(笑)
当の本人達はそれほどでもないことも多く、照れからかめんどくさい態度をとられる親御さんの方が多いとは思うのですが(笑)
我が家の早生まれの為まだ19歳の息子も留学中で、今日が成人式だってことは同級生のInstagramなどで知るのかと思われます。
かくいう私自身も成人式の日に式典には参加せず、同級生と青山で集まった覚えがあります。
若くてパンパンで振袖姿で機嫌悪そうに写った集合写真があります。
若くてパンパンで振袖姿で機嫌悪そうに写った集合写真があります。
「成人の日に
人間とは常に人間になりつつある存在だかつて教えられたその言葉がしこりのように胸の奥に残っている成人とは人になること もしそうなら私たちはみな日々成人の日を生きている完全な人間はどこにもいない人間とは何かを知り尽くしているものもいないだからみな問いかけるのだ人間とはいったい何かをそしてみな答えているのだ その問いに毎日のささやかな行動で人は人を傷つける 人は人を慰める人は人を恐れ 人は人を求める子どもとおとなの区別がどこにあるのか子どもは生まれ出たそのときから小さなおとなおとなは一生大きな子どもどんな美しい記念の晴れ着もどんな華やかなお祝いの花束もそれだけではきみをおとなにはしてくれない他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ自分のうちに他人と同じ醜さをみとめでき上がったどんな権威にもしばられず流れ動く多数の意見にまどわされずとらわれる子どもの魂でいまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり永遠に終わらないおとなへの出発点人間が人間になりつづけるための苦しみと喜びの方法論だ」
ー谷川俊太郎,魂のいちばんおいしいところ 谷川俊太郎詩集,サンリオ,2007 ,92-94p より
Design life with kids interior workshop主宰
ふんぷんくろっくデザイナー・土橋陽子