「寝椅子」の代名詞にもなっている20世紀を代表する名作

【ブランド】カッシーナ 【商品名】LC4【写真の仕様の価格】¥885,600(税込)【サイズ】幅605×奥行き1600mm【材質】フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上、シート=毛皮(白黒茶混13Z229)、ヘッドレスト=黒革。台座=スティール・ブラック塗装仕上。フレームは台座に任意の角度にのせられます。

【ブランド】カッシーナ 【商品名】LC4【写真の仕様の価格】¥885,600(税込)【サイズ】幅605×奥行き1600mm【材質】フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上、シート=毛皮(白黒茶混13Z229)、ヘッドレスト=黒革。台座=スティール・ブラック塗装仕上。フレームは台座に任意の角度にのせられます。

足をあげてくつろいでも優美に見える曲線美

こちらのソファー、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? ル・コルビュジエの寝椅子とも呼ばれる『LC4』というものです。

体の線に合わせて綿密にデザインされた背座のカーブや、弓形のパイプをずらすことによって寝る角度を自由に変えられる点で、早くも人間工学的なアプローチが試されています。

 

過去のアーカイブから、現代にも合うカラースキームをピックアップした、チャーチ邸仕様の「LC4」

【ブランド】カッシーナ 【商品名】LC4ヴィラチャーチ【写真の仕様の価格】¥907,200(税込) 【サイズ】幅605×奥行き1600mm 【材質】フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上、台座=ライトブルー&バサルト色塗装仕上、シート=毛皮(グレージュ)、ヘッドレスト=グレー革。シートには黒革のパイピングがつきます。

【ブランド】カッシーナ 【商品名】LC4ヴィラチャーチ【写真の仕様の価格】¥907,200(税込) 【サイズ】幅605×奥行き1600mm 【材質】フレーム=スティールパイプ・クロムめっき仕上、台座=ライトブルー&バサルト色塗装仕上、シート=毛皮(グレージュ)、ヘッドレスト=グレー革。シートには黒革のパイピングがつきます。
フレームは台座に好きな角度で乗せられます。

フレームは台座に好きな角度で乗せられます。
フレームは、女性ひとりでも簡単に持ち上げられる程度の重量でした。台座が自由な角度で固定してくれます。

フレームは、女性ひとりでも簡単に持ち上げられる程度の重量でした。台座が自由な角度で固定してくれます。

こちらの仕様は、2012年に復刻されたカラースキーム。薄いブルーのベースにグレーの毛皮というとても上品な組み合わせが、女性らしくてシックです。

1928年、ル・コルビュジエとシャルロット・ペリアンが手掛けたチャーチ邸のインテリア用にデザインされました。

このモデルが原型となり、翌年サロン・ドートンヌで『LC4』が発表されます。

 

カッシーナ は、歴史上の過去と現在の名作を更新し続けるブランド

カッシーナ家は17世紀から続く木工職人の家系で、チェザーレ・カッシーナが1927年に会社として起こしたブランドです。

カッシーナでは主にふたつのコレクションが展開されています。20世紀初頭の巨匠建築家たちの作品を復刻したシリーズ「I Maestri(巨匠たち」の意)」。

そしてもうひとつは現代を代表する建築家やデザイナーとのコラボレーションによる「Contemporary(コンテンポラリー)」。

2015年秋にデザイナーのパトリシア・ウルキオラをアートディレクターに起用し、カラースキームやディスプレイ方針の変更により、シックな女性らしいエッセンスを楽しめるショールームとなっています。

 

真正品の「ル・コルビュジエ/ピエール・ジャンヌレ/シャルロット・ペリアン」コレクションの家具を製造しているのはカッシーナだけ

カッシーナのみが、実際に全世界で製造権を保証する独占的ライセンス契約を取得しており、1964 年に共同作者とル・コルビュジエ財団が署名しました。『LC4』には, 脚とフレームに刻印があります。左から、「Cassina」「イ・マエストリコレクションデザイナーロゴ」「シリアルナンバー」「デザイナー三人の署名」となっています。http://www.cassina-ixc.jp/shop/pages/original.aspx

カッシーナのみが、実際に全世界で製造権を保証する独占的ライセンス契約を取得しており、1964 年に共同作者とル・コルビュジエ財団が署名しました。『LC4』には, 脚とフレームに刻印があります。左から、「Cassina」「イ・マエストリコレクションデザイナーロゴ」「シリアルナンバー」「デザイナー三人の署名」となっています。

巨匠ル・コルビュジエの元で家具を担当したのは、実は女性建築家、シャルロット・ペリアンだった

現代建築の父とも言われる、ル・コルビュジエは家具デザインには手をつける気はあまりなく、トーネットの曲木の椅子などを好んで用いていました。

そのころ、マルセル・ブロイヤーや、アイリーン・グレイが金属の椅子をデザインしたことに刺激を受け、ペリアンをアトリエに入れ、家具のデザインを担当させることになります。

スケッチも、ペリアンのものが残っており、つまりル・コルビュジエのデザインとされている椅子は、実のところ女性建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアンによるものだったと言えるのです。

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