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AllAbout に記事を書いています。

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お久しぶりです。桜も散って、タンポポのかわいらしい季節になってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は、相変わらずマイペースにモノづくり周辺のことに勤しみながら、思春期に入りつつある子供達(10歳男児と8歳女児)の距離のとりかたに悩む日々を送っています。

そんななか、All About(「その道のプロが、あなたをガイド。」という総合情報サイト)の“インテリアガイド”になりました。
去年の7月にデビュー記事を書いたので、今更感がありますがw。記事をある程度書き溜めてからアナウンスしたかった、というのがありました。モノを作るのも好きですが、小学校1年生からほぼ毎日日記をつけているからか、文章を書くのも好きです。

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インテリアガイド:土橋陽子のページはコチラ
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個人的には、家具やデザインにおける、“素材や作り方の変容と時代背景の関係”や“権利の範囲”に興味があります。マニアックな内容を、いかにモノに落とし込んで分かりやすく記事にしていくかがポイントです。世の中で売られている雑多なモノの中から、考え尽くされてデザインされたものを選ぶ視点をもつと楽しいですし、消費をやめて愛用する人がふえることが、未来のモノづくりの豊かな土壌を作ると考えています。

* 以下、青文字はマニアックな内容ですのでお好きな方だけどうぞ♪
多くの優れたデザインを残したデザイナー本人が亡くなった後に、その人がデザインしたプロダクトが世の中でどう扱われるの等の現状を把握することから学べることが沢山あると考えています。
現在のモノづくりはデジタルファブリケーションの普及に伴い、第三期産業革命とも言われている大きな変化の波の中にあります。その具体的な特徴は以下の3点。
・デザインのオーープンソース化(デザインしたものをネット上でフリーでダウンロードできるような状態にする)
・デジタル出力機(3Dプリンターやレーザーカッター等)を持つ施設が増えている。
・国も推進事業を進めている

誰もが作る事が出来る世の中になる前段階で、どのようにデザイナーの権利や想いは残していくといいのかを、自分なりに意見を持ちたいと考えています。ライターという肩書きを“有効活用して”インタビューしながら私のとっての「答え」を探している最中です。意見がないと、従うしかないですからねw

 

 

2014年に、イームズシェルチェアの正規代理店:ハーマンミラーからファイバーグラス製のものがリリースされました。それをきっかけに記事を書いたのですが、ハーマンミラージャパンのPRの方とインタビューや写真・文章のやりとりを通して、デザインを継承していくってとてもパワーのいる事だと非常に勉強になりました。

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ご縁があり、テレビにも出てみました。
BSジャパン「暮らしの学校ーインテリア」の回での、チュートリアルの徳井さんが、カリモクさんの新作ソファー「 THE FIRST」に座っているときの様子。“芸人さん”にお会いするのは初めてでしたが、非常に頭の回転が早くて臨機応変に対応されるんですね。徳井さんはテレビで見る以上に端正なお顔立ちの、ゆったり静かに話す素敵な方でした。

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撮影の合間に、ウッチーこと内田恭子アナウンサーとモンテッソーリ教育についてお話した様子を、ウッチーさんの公式ブログに書いてくださっています。知的好奇心にあふれた、カラーのようにスッと咲いている女性でした。小さなお子さんが二人もいらしてスゴイことです。すっかりファンになってしまいました。

そんなこんなで、「わかるところから取り組んでいく」と、下の子が小学生になった2年前に始めた活動もすこしずつ世の中に積極的にリンクしていけるようになりつつあります。それもこれも、皆さんの応援・友人や家族の支えあってこそです。ありがとうございます。

また、近々ワークショップ等で皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。
ワークショップの経験から派生したプロダクトデザインにも、取り組んでいます。機会を見て、ご報告いたします。

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